さ
サイコロジカルライン
サイコロジカルとは「心理的」を意味しており、サイコロとも略されることもあります。主に、投資家の心理を映すオシレーター系指標として知られており、一定期間に終値が上昇した日数を元に算出されています。
サイドチェーン(サブネットワーク、サブチェーン)
サイドチェーン(サブネットワーク・サブチェーン)とは、メインのブロックチェーン(メインチェーン)とは別のブロックチェーン(オフチェーン)で、仮想通貨の取引を処理する技術のことです。ブロックチェーン上の取引数が多いと処理の遅延につながるため、送金速度遅延の解消を目的としています。
【用語】メインチェーン
【同義語】子チェーン
差金決済(さきんけっさい)
差金決済とは、現物の受渡しをしない反対売買による差損益(買付代金と売却代金の差額)で決済すること を指します。
【英語名】Net settlement
【同義語】CFD
指値注文(さしねちゅうもん)
指値注文とは、売買希望価格を設定し、オーダーする注文方法の一つです。レートを設定し、希望の利益となった際にそのレートで利益確定させる為に用いられます。
【英語名】Limit order
【同義語】リミットオーダー
【対義語】成行注文
サト、サトシ(Satoshi)
サト/サトシ(Satoshi)は、ビットコインの最小の通貨単位のことで、0.00000001BTC=1Satoshiとなります。ビットコインの技術論文の著者である中本哲史氏のお名前が由来になっています。
サーバー
サーバーとは、取引を提供するソフトウェアやコンピューターを指す言葉です。 Titan FXでは、下記のような意味で使われます。
サポートライン
サポートラインとは、チャート分析において、過去に何度かその水準で為替レートが下げ止まった価格帯のこと を指します。
【同義語】支持線、支持帯
【対義語】レジスタンスライン(抵抗線、抵抗帯)
【英語名】Support line
し
資産分別管理(しさんぶんべつかんり)
資産分別管理とは、お客様(投資家)から預かった資産(資金)と、ブローカー(証券会社)が保有する自社の資産を、分けて管理することを指します。 お客様の資金(取引口座の残高)は、Titan FXの経営資金とは完全に独立した別の口座で全額保管されており、弊社の運営資金として使用されることはございません。
詳細はこちら
市場取引(しじょうとりひき)
市場取引とは価格決定の仕組みのひとつで、流動性(需要と供給のバランス)により価格が決定される方式です。Titan FXを含むA-book事業者での取引は市場取引にあたります。
なお、市場を通さずに直接取引をする方法を、相対取引と呼びます。
【用語】相対取引
証拠金(しょうこきん)
証拠金とは、取引口座の残高を指す言葉です。
・必要証拠金とは、取引の際に必要になる金額を示すものです。(詳細はこちら)
・有効証拠金とは、取引口座の残高に所有中のポジションの含み損益を差し引きしたものです。(詳細はこちら)
・余剰証拠金とは、取引口座の残高のうち、必要証拠金や所有中ポジションの含み損益を差し引きし、新たな取引に利用いただける金額を示すものです。(詳細はこちら)
証拠金維持率(しょうこきんいじりつ)
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する有効証拠金の残高の割合を指します。また、有効証拠金には、保有しているポジションの未確定損益(評価益・評価損)も含まれます。基本公式は、「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 x 100=証拠金維持率(%)= 証拠金維持率」で算出することが可能です。
【英語名】Margin level、Current margin percentage
証拠金通貨(しょうこきんつうか)
証拠金通貨とは、取引の際の証拠金がどの法定通貨を基準に算出されるのか、という表記です。
FX・CFD取引でポジションを所持(注文)をする際は、取引数量やレバレッジにより異なる証拠金が必要になります。
証拠金通貨は必要証拠金がどの通貨によるものかを示すもので、通貨ペア(銘柄)によって異なりますが、USDJPYならUSD・EURUSDならEURというように銘柄名の前半が証拠金通貨になる銘柄が大多数です。
MT4・MT5上では、PC版・ウェブトレーダーでは気配値表示画面で該当銘柄を右クリック→「仕様」、スマートフォン・タブレット版では銘柄一覧上で銘柄を長押し→「詳細」からご確認いただけます。
ベース通貨(口座に入っている証拠金の法定通貨)と証拠金通貨が異なる場合のお取引では、その時点の該当通貨同士のレートにより換算されます。
【用語】必要証拠金
ショート
ショートとは、通貨を売ること、売りのポジションを保有すること を指します。
【英語名】Short
【同義語】売り持ち
【対義語】ロング
実現損益(じつげんそんえき)
実現損益とは、トレードにて発生した含み損益を決済し、注文確定した損益の事を指します。
【英語名】Closed trade、P/L
【同義語】確定損益
順張り(じゅんばり)
順張りとは、マーケットのトレンドに沿ってポジションを立て、トレードすることを指します。
【対義語】逆張り
す
スイングトレード
スイングトレードとは、取引手法の一つで、中長期的な値動きからキャピタルゲインを狙っていくトレードを指します。
【英語名】Swing trade
スクエア
スクエアとは、FX取引において、買いと売りのどちらのポジションも保有していない状態のことを指します。
【英語名】Square
スケーラビリティ
スケーラビリティ(Scalability)とは、仮想通貨の世界では、ブロックチェーン上で1ブロックで処理出来るデータ容量に限りがあるため、取引の件数が増加(処理するデータが増える)→データが多いため取引処理に時間が掛かる→時間が掛かるためオンチェーン手数料が高騰するといった悪循環について、「スケーラビリティ問題」という表現で使用される言葉です。
本来の意味合いとしては、 システムやネットワークなどがデータ量の増大等をどの程度処理できるか、というもので、スケーラビリティが高い=処理スピードが速いと表現します。
スタグフレーション
スタグフレーションとは、景気の後退とインフレが同時に進行する現象です。景気が振るわないため賃金は上がらず物価が上昇するため、生活に大きな影響を感じる方も多いといわれています。
【英語名】Stagflation
【関連用語】インフレーション、デフレーション
ステーブルコイン
ステーブルコインとは、別の要素(担保)に価格を裏付けすることで価格の安定性を実現するように設定された仮想通貨のことで、その担保と同様の価格変動をします。 主なステーブルコインには担保により4種類があり、法定通貨であるドルや円等・別の仮想通貨・原油や金などの特定商品を担保とするもの、そして無担保(仮想通貨の発行会社自体が価格の安定を図るように調整している)が挙げられます。 代表的なステーブルコインのひとつとして、法定通貨担保型であるテザー (USDT)が挙げられます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する分析手法で、オシレータ系の指標として、個人投資家の間でも非常に人気があります。
ストップアウト(ロスカット)
ストップアウトとは、決済前のポジションの損失である含み損が必要証拠金維持率を下回って一定の水準に達したときに、システムで自動的に強制決済する仕組みのことです。 ロスカット(強制ロスカット)と聞くとネガティブな印象を持たれる方もいるかもしれませんが、むしろ逆です。ポジションを自動的に強制決済するロスカットは損失の拡大を防ぎ、損失が自己資金以上に膨らむ前にシステムが自動的に決済をしてくれるので、投資家のみなさんの資産を守るための安全装置的な役割を果たしています。
【英語名】Stopped out
【同義語】ロスカット
ストップロス
ストップロスとは、保有しているポジションにおいて、現在時点で発生している含み損を確定させる取引のことです。 また、特定の値段になったら損失拡大阻止のための決済をする、トレーダーが注文に対して自分で設定する決済価格のことを指します。
【英語名】Stop loss、S/L
【同義語】逆指値、損切り、決済逆指値
【対義語】テイクプロフィット、決済指値、利益確定
スプレッド
スプレッドとは、Bid値(売り値)とAsk値(買い値)の差額のことを指します。
【英語名】Spread
スリッページ
スリッページは、お客様の注文(表示・指定)した価格と実際に約定(成立)した価格の差を指す言葉で、「滑る」という言葉で示す場合もあります。
実際のお買い物と同じように、同じ商品がいくつかの店舗で様々な価格で販売されているとしても、需要(購入したい方)と供給(在庫)は必ずしもイコールではなく、希望の価格と販売価格が異なることがあります。
需要と供給のバランス悪い・流通量が少ない等の理由で入手が困難な状態をFX・CFDの取引では「リクイディティ(流動性)が低い」と言い、この時にお買い物(お取引)をいただくために2つの選択肢があります。
1つは入手を優先して、希望する価格にできるだけ近く、十分に在庫がある価格で購入することです。この時の価格の違いを、FX・CFDの取引では「スリッページ」といいます。
もう1つは希望する価格での入手が難しいため販売をいったんお断りして、別の価格を提示することです。これをFX・CFDの取引では「リクオート(約定拒否)」といいます。
ブローカーによりさまざまな取引ルールや方式がありますが、Titan FXは取引が直接市場に送信される方式を採用しているため、市場の価格や流通量が常に反映します。
このため、ブローカーが取引に介入する仕組みにあたるリクオート(約定拒否)は発生しませんが、お客様の注文価格で充分なリクイディティ(流動性)が市場に無い場合は、流動性が確保出来る可能な限り近い価格で約定・決済されます。
あくまでも最も近い価格で約定するものであり常に不利な価格を選択するものではないため、不利なレート・有利なレート、どちらにもなる可能性がありますので、ご了承の上でのお取引をお願いいたします。
スワップポイント
スワップポイントとは、通貨ペア同士の金利差のことを指します。高金利の通貨を買い、低金利の通貨の売る場合は金利を受取り、反対に、高金利通貨を売り、低金利通貨を買う場合は金利を支払います。
【英語名】Swap point
【同義語】スワップ金利、スワップ
せ
接続ポイント(せつぞくぽいんと)
お客様のMT4・MT5からデータセンターに接続する、中継点になるサーバーです。(データセンターについて詳細はこちら)複数の接続ポイント(中継点)の中から、その時点で最もレイテンシ(遅延)が少ない、つまり接続が早くなると見込まれる接続ポイントが自動的に選択されます。
そ
損益
損益とは、損失と利益、つまり取引の収支額を指し、取引の銘柄ごとに異なる通貨で導き出せる通貨(損益通貨)で計算されます。
FX・CFDの取引には、「買いポジション」と「売りポジション」の2種類があり、それぞれ仕組みとしては以下のようになっています。
「買いポジション」は、「買い(オープン)」→「売り(クローズ)」というごく一般的なイメージの取引で、安く買って高く売ることで、その差額により利益を得るという考え方です。
このため、買いポジションでは所持(オープン)をした時よりも、決済(クローズ)したときに価格が上がっていれば、利益が出ます。
「売りポジション」は、「売り(オープン)」→「買い(クローズ)」という順番で取引をするもので、これは空売りとも言われる「後で買い戻す契約をして、先に売る」という仕組みになっています。高く売って安く買い戻すことで、その差額により利益を得るという考え方です。
このため、売りポジションでは所持(オープン)をした時よりも、決済(クローズ)した時に価格が下がっていれば、利益が出ます。
実際の損益は、MT4・MT5上で自動計算されますが、計算の考え方としては以下の通りです。(契約サイズ・ロットについて、詳細はこちら)
(クローズ価格-オープン価格) × 契約サイズ × ロット数
以上の方法で導き出された損益から、ブレード口座をご利用の場合は取引手数料、日にちを跨いで保有をされた場合にはスワップポイントが適用され、最終的な損益が導き出されます。
なお、損益の算出される通貨と口座のベース通貨が異なる場合は、各通貨間のレートにより計算されます。
【関連】
・取引手数料について
・スワップポイントについて
・損益・値動きの通貨について
・口座のベース通貨について
【類義語】 実現損益、含み損益
損益通貨
銘柄によって損益を計算する通貨が異なり、それぞれ下記の方法で確認することが出来ます。
・USDJPY等のFX通貨ペア、XAUUSD等のメタル・エネルギー銘柄、BTCJPY-5days等の仮想通貨銘柄の場合
通貨ペアの後半に記載の通貨が損益通貨になり、USDJPYならJPY、XAUUSDならUSD、BTCJPY-5daysならJPYが、損益計算が行われる通貨です。
・JPN225等の株価指数CFD、日本個別株式CFDの場合
銘柄ごとに異なる証拠金通貨がそのまま損益通貨にあたり、JPN225ならJPYで計算されます。証拠金通貨は、気配値画面で該当の銘柄を右クリック→仕様(PC)または、タップ→詳細(スマートフォン・タブレット)の手順で確認可能です。
・米国株式CFDの銘柄については、損益通貨(証拠金通貨)はすべてUSD、日本株式CFDの銘柄については、損益通貨(証拠金通貨)は全てJPYとなります。
取引口座に反映される最終的な損益額は、該当のポジションの損益通貨で発生した損益を、口座のベース通貨のレートで変換することで算出され、MT4・MT5上での表示は自動的に口座のベース通貨での表示に計算されています。
【関連】
・口座のベース通貨について
・損益の計算方法について